英語を学ぶ

手紙・メールで使える表現

チャットやSNSが普及し、
かしこまった手紙を書くことは、日本語においても少しずつ減ってきています。
逆に、仕事やビジネスシーンで、メールを書く機会が増えている方は多いのではないでしょうか。
また、表現を知ることは英語の文化を理解することにも役立ちます。

まずは挨拶(Greeting)

手紙の書き出しに困ったことは、誰でも一度はあるはずです。
日本語で久々の手紙を書く場合、
「ご無沙汰しています」や、「懐かしく思っています」など
たくさんの表現があります。
しかし、英語の場合 “How are you (doing)?” だけでは伝わらない表現を、
どう書けばよいのか悩む事があると思います。

そこで今回は、知っておくと助かる
■大切なお友達への手紙
■会社のお得意様へのメール
などに使える表現をご紹介します。

仲の良い友人の場合、“Dear Alice”や、“Hi (Hello) Alice!”
を利用することで、親しみを感じる表現になります。

では、仕事上の場合はどうでしょうか。

“Dear”を用いるとフレンドリーすぎる印象を与えてしまうことがあります。

あまり面識のない相手の場合には、”Mr./Ms.”を、
高い学位を持っている場合には、 “Professor” や “Dr.” を付けると良いでしょう。

長く連絡を取っていない相手への 手紙/メールの場合の一言
“Long time no see.”
「ご無沙汰だね」という意味で使いますが、実は文法的には間違った表現なのです。

元々は、中国人が”I haven’t seen you for a long time!”と言いたいのを間違え、
そのままフレーズとなって定着したと言われています。

今では日常的に使われていますが、
利用できるのは仲の良い相手にのみのフレーズとなります。

そうでない相手の場合には、
“It’s been a while since we’ve talked ”
“We haven’t spoken in a long time ”
などを使いましょう。

この2つのフレーズは続けて 、
“but I hope you are doing well!”などを付け足すと良いですね。

また、あまり知られていない表現ですが、
とても気持ちがこもっていて丁寧に伝わる表現もご紹介します。

“I hope this letter (email) finds you well”
―お元気にされていることを願っています

“You have been on my mind and I hope you are doing well”
―あなたの事を思い出すことがあって、元気にしていることを願っているわ。

そしてシンプルに、
“I hope all is well”
―お変わりなくお元気にされていますか?

などがあります。

返事の場合
“Thank you for your letter/email”
―手紙/メールをどうもありがとう

“It was great to hear from you”
―あなたから連絡をもらってとても嬉しかったわ

“l Nice to know you are doing well”
―元気にしているようで良かったわ

“Thank you for thinking of me”
―私のことを思っていてくれて、ありがとう

近況を聞かせてね/返事を待ってるね、と一言
“I hope to hear from you soon”
―近々どうしてるか知りたいわ

“Please let me know how you’ve been”
―最近どうしていたのか知らせてね

“Let’s keep in touch.
―連絡を取り合っていようね

“I’m looking forward to hearing from you soon!”
―返事が来るのを楽しみにしているわね
(これは丁寧な形としても使うことができます)

“I hope you find time to write me back”
―返事をくれる時間があると嬉しいな

などになります。

思ったよりたくさんありますね。

相手との関係性に合わせて、使い分けてみてください。

最後の締めくくり

手紙やメールの最後の締めくくりも、とても大切な部分です。

表現は、

“Sincerely,”
“Best wishes, ”
“Warm(est) regards,”
“From,”
“Sincerely yours,”
“Respectfully,”
“Kind regards,”
などがあります。

ビジネス上での手紙やメールの場合は、シンプルのほうが良いでしょう。
大切なお友達の場合は、一言付け足すことでさらに喜ばれる表現になります。

“Always your friend,”
“Thinking of you often,”
“Always thinking of you,”
“Sending hugs,”
“Dreaming of the day we meet again”
―また会える日を夢見て・・
などです。

まとめ

ここでは、手紙・メールで使える表現をテーマに、今すぐ使えるフレーズをお伝えしました。
英語初心者の方の場合は、色々な表現を覚えようとするのではなく、
まずはよく使う物を一つだけ完璧に使えるようにしましょう。
それから色々な表現を吸収していく事が、英会話上達への近道になります。

2018年09月18日 | Posted in 英語を学ぶNo Comments » 

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